こんにちは。アローデンタルクリニック院長の澤田です。

　6/23と7/7の日曜日、診療を休診にして全員でデンタルコーディネーターのセミナーを受講してきました。昨年は受付さんだけ受講し私はオブザーバーとして参加しましたが「これはためになる。スタッフ全員で共有したい」と思ったので今年は思い切って全員参加にしました。

　さて、デンタルコーディネーターとは聞き慣れないものだと思います。昨年の記事でもご紹介していますが、デンタルコーディネーターは国家資格などではなくセミナーを受けて認定されるものです。そしてクリニックと患者さんの架け橋、クリニック内（ドクターとスタッフ、スタッフ間）の架け橋となる存在で、人と人、院内システムなどの調整役となります。

　「誰かの間に入って架け橋となる」。これは素敵な響きに聞こえますが上手くいかないと「板挟みの中間管理職」に陥ってしまいます。そうならないためにも、一人が受講してその伝聞ではなく、全員で直接講師の話を聞き、具体的に調整のためにどんなことができるのか、仕事に取り組む上で具体的に何をしたら良いのか、「仕事とは」を考えるきっかけにしたいと思いました。

　スタッフそれぞれに胸に響いたポイントがあったようです。私も、全体的な内容は昨年と同じでしたが（違ったら困りますね）、今年も「おっ」と思うポイントがありました。一つでもそういうものを持ち帰られればセミナーを受けた甲斐があります。

　開業してから常々思うのが「スタッフが仕事をして楽しいと思える職場を作りたい」ということです。医療機関なのでもちろん患者さんに良くなってもらいたいし、患者さんの幸せも願っています。でも、患者さんの幸せは私たちドクターだけでどうにかなるものではありません。スタッフが幸せそうでないクリニックは患者さんから見てもすぐにわかると思います。ギスギスしている空気、スタッフがドクターを信頼していない空気は簡単に伝わります。

　ハード面でもソフト面でも、できることから少しずつ院内を良くしていきたいと思います。そして皆さんがクリニックを訪れた時に「あ、なんか良いな」と思ってもらえるような空間にしたいです。