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診療科目 | 一般歯科・歯科口腔外科・矯正歯科 |
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こんにちは。アローデンタルクリニック院長の澤田愛です。
かなり久しぶりのコラム更新となりました。
目先の忙しさに囚われてなんだかんだ理由をつけ、考えること、アウトプットすることから逃げていたなぁと反省しました。そして心機一転、今後は毎月更新していきます!
さて、本日の話題は「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」。
掌蹠膿疱症は、手の平、足の裏に小さな水疱ができて膿疱(うみ)になります。でき始めにかゆみを伴うことが多く、しばらくすると乾いてかさぶたになって剥がれ落ちるという症状です。まわりの皮膚にも炎症がおよんで赤くなり、表面の角層が浮いてカサカサします。膿疱は次々に出てくる場合と、良くなったり悪くなったりを周期的に繰り返す場合とがあるようです。
なぜそんな手足の皮膚病変の話をするかというと、歯の根っこの先の病巣や歯周病、歯の治療に使う金属アレルギーが発症に関わっていると言われているからです。
歯の根っこの先に病巣があると、歯ぐきにニキビのような腫れができたり、噛むとなんだか嫌な感じ、重苦しい感じがあったり、レントゲンを撮ると病巣が見えることがあります。大きなむし歯を長期間放置したり、神経をとる治療をしたことがある歯にできることが多いです。
また、歯周病の有無は検査によって確認することができます。当院を受診される場合には初回または二回目までに歯周病の検査を行っています。
金属アレルギーについては、正確な診断は皮膚科の受診が必要となります。「金属製のアクセサリーをつけたら赤くなった」などが皮膚科受診のきっかけとなることが多いと思います。そこで金属アレルギーがあるという診断を受けた方は歯科用の金属にも注意が必要です。
歯科用金属、いわゆる銀歯に使っている金属は、銀・パラジウム・金・銅など様々な金属を混ぜ合わせた合金を使っています。取り外しの義歯にも金属を使うことが多いです。
金属製のアクセサリーには気をつけていても、自分の銀歯にまで気をつける方は少ないのが現状ですし、保険治療ではまだまだ金属が使われています。特に奥歯は力がかかるため、強度の都合上、保険では銀歯でしか治療できないこともあります(部位や条件があります)。
皮膚科からの金属アレルギーの診断書があれば、保険の白い材料ですべての歯の治療をすることができますが、やはり強度の問題は残ったままで、時々壊れる可能性があります。
保険外の治療であれば強度が高く、変色しないセラミックを使うことができます(当院では詰め物タイプは1本5万円+消費税、かぶせものタイプは7万円+消費税)が、保険の場合と比べて負担額は大きくなります。
そうするとやはり、できるだけ虫歯にならないこと、虫歯が小さいうちにしっかり治療を受ける事、メインテナンスを受けて時々口腔内のチェックをしてもらうことが大切ですね。
金属アレルギーがあることは自覚していても、なかなか肌荒れとお口の中の金属を繋げて考えることは難しいと思います。口の中の金属をなくしたら肌荒れが良くなるとは言い切れません。それでも、金属を除去して白い材料に置き換えていったら長年悩んでいた肌荒れが軽くなったという方もいます。
手足を中心とした肌荒れに悩んでいる方は、皮膚科で金属アレルギーテストを受けてみたり、歯科で慢性病巣や金属がないか確認、治療をしてみると肌荒れが軽減する可能性があります。
皮膚科だけでなく歯科も受診して、まずはお口の中の状態を確認してみましょう。
保険の銀歯(奥歯)
セラミックの前歯
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