この日は北竜町のひまわり畑。

札幌を朝5時30分頃に出て、ひまわり畑に着いたのがだいたい7時30分。まだ観光客も少なく、空気も澄んでいて気持ちの良い朝だった。

ひまわりを見終わって朝の8時。

ひまわりを見て元気が湧いてきた私は「まだどこかに行きたい」欲求が出てきてしまった。そして目的地を、前から行ってみたかった宗谷岬に設定！内陸の北竜から沿岸の留萌に抜けてそのまま北上するルートに決定。

延々走ること4時間。留萌から北上する道路は「オロロンライン」という名前がついており、大きな声では言えないが比較的スピードを出している車が多い（もちろん警察の取り締まりもあった）。北上している間ずっと左手には広い日本海、右手には丘陵地帯。かなり北の方に行くと風力発電の風車もあった。そして海の向こうにはぼんやり山が見える。「あれが利尻富士かな？」と思いつつ走って、稚内まで着いた時にも見えたので利尻富士であることがわかった。

稚内市に入ってから宗谷岬まではさらに20キロ。今度は丘陵地帯に干し草ロールがコロコロ転がっている風景。北海道らしいなぁと思っていたら後で調べたら有名な光景らしい。先に調べると見どころがわかるのに…。

そんなこんなでついに到着・宗谷岬！

初・オホーツク海！

なんだかわからないがみなぎる達成感！

強風に吹かれながらも岬やその周辺の丘を30分ほど散歩してお昼の12時には帰路へ。

帰りのルートは留萌から石狩を通って札幌へ。どこを通ってもまだまだなじみのない地名がたくさんあった。今回わかったのは「○○ナイ」と「□□ベツ」という地名が多いこと。あと「幌」がつく地名も多いな。きっとアイヌ語が語源となっているんだろう。北海道が「北海道」になって今年で150周年らしい。アイヌの人たちはその前からこんな寒いところにいたんだなぁ（想像）なんて考えながら帰ってきた。アイヌの歴史も知りたいなぁ。平取町（びらとりちょう）のアイヌ文化博物館もいつか行こう。

この日の総走行距離は約680キロ。

勢いがあったから日帰りできたけど、来年は温泉に泊まりながらゆっくり観光したい。